IN USE / Drawing Pad
大友ヨーコ @yoko.otomo
Drawing Padには、一枚ずつきれいに切り離せるよう、一枚一枚の用紙全てにマイクロミシンが入っています。
Drawing Padを長く使ってくださっている方は、実際にどのように使っているのだろう。
普段からDrawing Padを愛用してくださっている大友ヨーコさんに、使い方を尋ねてみました。
最初に返ってきたのは、少し意外な言葉でした。
「基本的には切り離さずに、日々のドローイングの練習用紙として使っています。」

日々描いたものを一冊の中に残し、ときにはDrawing Pad自体を展示会場に置いて、自由に見てもらうこともあるのだそう。
その中から気に入った絵を欲しいと言ってくださる方がいれば、そのときには一枚を切り離して渡す。
また、大きな作品を制作するときには、Drawing Padに描いた下絵を切り離し、スキャンして拡大。それをもとに大きな作品へとつなげているそう。


「本当に気持ちよく切り離すことができて、切り口も綺麗なので、とても助かってます。」
White、Gray、Kraft
大友さんがDrawing Padを使い始めたきっかけもお聞きました。
以前ドロ-イングに使っていた画用紙には表面に少し凹凸があり、小さな絵を描くときには描きづらく感じることがあったそうです。
そんな中で出会ったのが、Drawing Padでした。
「Whiteはケント紙のようにツルツルで白く、けれど薄くてクロッキー帳よりやや厚い。リング綴じではないところも好きで、理想のDrawing Padです。」
Grayについては、
「GrayのDrawing Padがあると知って、とてもときめきました。」
色鉛筆やパステル、不透明水彩を濃い目に塗っても、紙が歪まずに塗れるところも気に入っているそう。


グレーを中間色として、鉛筆とホワイトパステル、黒い紙にも描ける白いペンを使って描くのが楽しいそうです。
「ライブドローイングなどで目に白い光を最後に入れるのを見せると『画竜点睛だね』とよく言われます。」
Kraftについても、大友さんならではの使い方があります。
Kraftには、黒をはっきりさせるため、ルモグラフ(鉛筆)を使うことが多いそうです。

「日々の練習ならWhite。ちょっとおしゃれ(?)に描きたいときはKraftを選びます。」
クラフトは不透明水彩や色鉛筆の発色も良いそうです。

「白い紙に描くより、GrayやKraftに描いた方が色に深みが出ます。」
紙の色や画材の選び方、切り離すとき、切り離さないときまで。大友さんのお話には、私たちが知らなかったDrawing Padの使い方がありました。
切り離せる。でも、切り離さなくてもいい。
つくる側だけでは見えなかったDrawing Padの姿を、またひとつ知ることができました。
